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工藤が決勝弾!柏、14年ぶり2回目のナビスコ杯制覇

[ 2013年11月2日 15:01 ]

<浦和・柏>ナビスコ杯を制し笑顔を見せる柏イレブン

ナビスコ杯決勝 柏1―0浦和

(11月2日 国立)
 「2013 Jリーグ ヤマザキナビスコカップ」は2日、国立競技場で決勝を行い、柏が1―0で浦和を下して1999年以来14年ぶり2回目の優勝を果たした。

 柏は主将のMF大谷秀和(28)とDF橋本和(27)が出場停止の上、故障者が続出。主力を多く欠いた厳しい状況で試合を迎えたが、前半終了間際の47分、右MFで先発した藤田優人(27)のアーリークロスにFW工藤壮人(23)がゴール左前で頭を合わせてシュート。ボールはワンバウンドで右隅に吸い込まれ、この1点が決勝点となった。

 柏は2010年にJ2優勝、翌年の2011年には昇格初年度チーム史上初のJ1優勝を果たし、2012年には天皇杯を制覇。4年連続のタイトル獲得という偉業達成となった。

 ▼柏・工藤の話 僕のゴールよりも、浦和の強力な攻撃陣を0点に抑えたことが一番の勝因。一発勝負の強さには自信を持っている。カップ戦に強いことを証明できたのがうれしい。

 ▼柏・ネルシーニョ監督の話 両チームとも全てを出して競い合った。つらい時間が長かったが、崩れることなく一人一人が相手に対応した。選手は私が伝えたことを信じて実行してくれた。 

 ▼浦和・ペトロビッチ監督の話 非常に悔しい。決して相手に引けを取ったとは思っていない。サポーターには申し訳ない。ただ、大きな悲劇とは捉えていない。決勝でも堂々と戦った。

 ▼大仁邦弥・日本サッカー協会会長の話 柏はトーナメント戦にかなり強い。(国立競技場の改修前の)最後にふさわしい熱戦だった。

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