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日本代表、被災地で交流 宮城県内の小中学生を長谷部ら激励

[ 2013年8月12日 20:48 ]

宮城県内の小中学生との交流会で笑顔を見せる本田(中央)、今野(右から2人目)らサッカー日本代表選手=12日、仙台市のユアテックスタジアム仙台

 一昨年の東日本大震災後、初めて東北での国際親善試合に臨むサッカーの日本代表が12日、被災した宮城県内の小中学生約250人と仙台市のユアテックスタジアム仙台で交流し、ザッケローニ監督や長谷部誠主将(ボルフスブルク)本田圭佑選手(CSKAモスクワ)らが子どもたちの質問に答えたり、一緒に記念撮影したりした。

 同県沿岸部の気仙沼市、石巻市、東松島市、南三陸町で活動する13チームの選手が参加した。長谷部主将はあいさつで「将来、Jリーグや代表で一緒にプレーできるような選手がこの中から出てくることを願っている」と激励。仙台出身の今野泰幸選手(G大阪)は「僕は宮城代表、東北代表という気持ちでやっている。試合でも気持ちのこもったプレーをお見せしたい」と奮闘を約束した。

 子どもたちは日本代表の練習も見学した。宮城県サッカー協会の菅原英俊専務理事は「夏休みにこういう機会をつくってくれて、子どもたちにはいい経験になる」と話した。日本は14日に宮城スタジアムでウルグアイ代表と対戦する。

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2013年8月12日のニュース