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ザックジャパンが震災後、東北で初試合 被災地で小中学生と交流

[ 2013年8月12日 17:54 ]

 一昨年の東日本大震災後、初めて東北での国際親善試合に臨むサッカーの日本代表が12日、被災した宮城県内の小中学生約250人と仙台市のユアテックスタジアム仙台で交流し、ザッケローニ監督や長谷部誠主将(ボルフスブルク)本田圭佑選手(CSKAモスクワ)らが子どもたちの質問に答えたり、一緒に記念撮影したりした。

 宮城県沿岸部の気仙沼市、石巻市、東松島市、南三陸町で活動する13チームの選手が参加した。長谷部主将は、あいさつで「将来、Jリーグや代表で一緒にプレーできるような選手がこの中から出てくることを願っている」と激励した。

 子どもたちは日本代表の練習も見学した。宮城県サッカー協会の菅原英俊専務理事は「夏休みにこういう機会をつくってくれて、子どもたちにはいい経験になる」と話した。

 日本代表は14日に宮城スタジアムでウルグアイ代表と対戦する。

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2013年8月12日のニュース