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神戸まさか…2バックで猛攻も最下位岐阜に不覚

[ 2013年8月12日 06:00 ]

J2第28節 神戸0-1岐阜

(8月11日 長良川)
 長良川の川辺に神戸サポーターのブーイングがこだました。遠くに望むは戦国武将・織田信長の居城だった岐阜城。下克上で成り上がった戦国武将のお膝もとで、2位の神戸が最下位の岐阜の返り討ちにあった。

 J1昇格を目指すチームにとっては許されない敗戦だった。ボールを圧倒的に保持しながらも攻撃にアイデアが乏しく決定機を作れない。逆にスキだらけの4バックにボールを入れられてじわじわと守備ラインを下げると、前半で7本も与えたCKのうちの1本を決められた。

 後半途中からは2バックにして力ずくで押し込み、バーやポスト直撃の惜しいシュートを連発したが決定力を欠いた。「どうやって相手のDFを崩してシュートまでいくのか全体像を描けなかった」と安達監督は敗因を口にした。

 ライバルのG大阪が8―2で勝利した地での屈辱的な敗戦。橋本は「攻撃のバリエーションは多いけど、共通意識ができていない。いい選択ができていない」と意思統一を求める。もう1度、神戸に戻って立て直す。

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2013年8月12日のニュース