本田　ミランに“適性証明”のチャンスだ！次戦トップ下先発も？

最終調整でミニゲームを行うＣＳＫＡモスクワのＭＦ本田（右）

　ＡＣミランと移籍交渉中のＣＳＫＡモスクワＭＦ本田圭佑（２７）が２８日のロコモティフ・モスクワ戦でトップ下出場する可能性が出てきた。最終調整となった２７日、ミニゲームの２本目は中盤の真ん中でプレーした。

　クラブでは主に右ＭＦを主戦場としていたが２４日に元ブラジル代表ＦＷバグネル・ラブが中国・山東魯能へ移籍。スルツキ監督は「本田は出場する」と明言。トップ下での起用については「それは秘密。楽しみに」と含みを持たせた。ＡＣミランは本田をトップ下で起用する意向を持っており、日本のエースにとっては実力と適性をあらためて証明するチャンスとなる。

　２７日付のコリエレ・デロ・スポルトは「ＣＳＫＡはスパルタ・プラハからＦＷカドレツの獲得を画策し、ＦＣクラスノダールから左利きのジョアンジーニョに１２００万ユーロ（約１５億６０００万円）のオファーを準備中。この２つの話が進めば本田放出へ向かう可能性がある」と報じた。だが、ＣＳＫＡとミランは移籍金に開きがあり、こう着状態であることに変わりはない。ピッチ外の騒動をよそに、本田はピッチ内の仕事に集中する。