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柿谷、後半ロスタイムに勝ち越し弾!日本、大会初V

[ 2013年7月28日 22:10 ]

前半、日本は柿谷が先制のゴールを決める

 サッカーの東アジア杯最終日は28日、ソウルの蚕室五輪スタジアムで男子の2試合が行われ、日本代表は韓国と対戦。日本は柿谷の2ゴールの活躍で韓国を2-1で破り、今大会初優勝を飾った。

 先発メンバーは第2戦から全員を入れ替え、1トップに柿谷、CBは栗原、森重がコンビを形成する初戦の中国戦の先発メンバーに戻した。

 ここまで1勝1分け、勝ち点4の日本。試合前に行われたオーストラリア―中国戦は、中国が4-3で勝利し1勝2分けで勝ち点を5に伸ばしたが、日本は最終戦に勝利すれば大会初優勝が決まる。

 雨が降り注ぐピッチで、立ち上がりにペースをつかんだのは地元・韓国。前半4分にファーストシュートを放つと、縦への素早い展開で積極的に日本ゴールに迫る。同8分にはロングフィードから抜け出したキム・ドンソプがゴール右の角度のないところからシュートを放つも、GK西川が阻止した。

 押され気味の日本だが、ワンチャンスをものにした。前半25分、自陣からのカウンター攻撃。ロングボールに抜け出した柿谷が韓国DFを振り切りGKと1対1に。これを右足で冷静に決めて先制点を奪った。

 しかし、その8分後、エリア手前からユン・イルロクにミドルシュートを決められ、同点に追いつかれた。その後も日本は韓国に攻め込まれつつも、ゴールは許さず、前半は1-1の同点で折り返した。

 後半、立ち上がりは韓国にボールを支配される展開だったが、日本も徐々に前線でボールが回り始める。一進一退の攻防が続く。

 その後も韓国が押し込む場面が増えたが、DF陣が失点を許さない。耐え続けた日本は後半ロスタイム、カウンターから原口が左サイドを突破し左足シュート。GKが弾いたボールをファーサイドで柿谷が左足を合わせて勝ち越しゴールを奪った。

 韓国に粘勝の日本は、2勝1分けで勝ち点を7に積み上げ、今大会初優勝を飾った。

 

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2013年7月28日のニュース