“ハマのメッシ”斎藤 今季初先発で開幕5連勝導く!

[ 2013年4月6日 06:00 ]

中村(左)と調整する横浜の斎藤

 J1は6日、各地で第5節の9試合を行う。4連勝中の首位横浜はアウェーで昨季J王者広島と対戦。度重なる故障に泣かされたロンドン五輪代表FW斎藤学(23)は今季初先発が確実で、驚異のアシスト率を誇る“ハマのメッシ”が得意のドリブルでチームを初の開幕5連勝へ導く。ザックジャパンは前回のW杯予選で敗戦。ロンドン世代がA代表入りへ存在感を示す。

 「ハマのメッシ」が、リーグ戦で満を持して今季初先発する。ここまで左膝痛など度重なる故障に泣かされた斎藤だが、ようやく状態も上向き、5日の練習でも主力組で切れのある動きを披露。4日に誕生日を迎えたばかりの23歳は「得点取りたいです」と昨季J覇者との一戦へ向け意気込みを見せた。

 ゴールはもちろん、斎藤にはアシストにも期待がかかる。ケガの影響でリーグ戦4試合は全て途中出場。だが、出場時間合計わずか75分ながら、J1トップの3アシストを記録。実に25分に1本のペースでゴールを演出している計算で、初先発となる広島戦では今まで以上に期待がかかる。

 圧巻だったのは3月2日の湘南との開幕戦。1―1の後半14分から途中出場し得意のドリブルで相手DF陣を翻弄(ほんろう)。1得点1アシストで勝利に貢献し、視察した代表のザッケローニ監督にも大きなインパクトを与えた。

 ドリブルの原点は小学生時代。地元・川崎のJR南武線沿いの広場で毎日、日が暮れるまで3つ年上の兄を相手に1対1を繰り返し、抜くタイミングを身につけた。08年からの横浜での3年間は活躍できなかったが、この2年で当たり負けしない体も手に入れた。11年、レンタル先のJ2愛媛では試合の疲れが抜けきらないうちに筋トレを行い4キロ体重を増やした。昨年、横浜に復帰後は体幹を鍛えさらに3キロ増量。計7キロの筋肉が力強さにつながった。

 “エヒメッシ”との異名を取った後、ハマのメッシとなり、今度は日本のメッシを狙う。日本代表の2列目には香川を筆頭に同じロンドン五輪世代の清武、大津らライバルは多いが、直線的で瞬時に相手を抜き去るドリブルは他と一線を画しており、若手主体で臨む7月の東アジア杯ではA代表に初招集される可能性もある。ザッケローニ監督は浦和―磐田戦を視察するが、斎藤は首位のチームをクラブ新記録となる5連勝へ導くことで存在をアピールする。

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