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ズラタンV弾!大宮16試合負けなし J1連続不敗記録王手

[ 2013年4月6日 16:07 ]

J1第5節 大宮1―0FC東京

(4月6日 味スタ)
 大宮はアウェーでFC東京を1―0で下し、昨季第24節(9月1日)浦和戦からのリーグ戦不敗を16試合に伸ばした。J1の連続無敗記録は09年に鹿島が達成した17試合で、大宮は次節(13日)のC大阪戦に勝つか引き分ければ、名門チームの記録に並ぶことになる。

 後半33分、決勝点を決めたのは前半から再三の好機を逃していたスロベニア人助っ人だった。左サイドのFKからゴール前に絶好のクロスが入ると、飛び出したGK権田の背後からFWズラタンがヘッドで叩きつける。ボールはゴール中央に突き刺さり、大宮が待望の1点を手にした。

 前節は腰痛で欠場し前日の紅白戦もサブ組と、状態は万全とは言えなかった29歳。試合後は「勝てたことがうれしい。自分たちの調子の良さを証明できた」と、自らのゴールよりもチームの勝利を喜んだ。

 05年のJ1初昇格以来、常に残留争いに巻き込まれてきたが、今季はここまで3勝2分の勝ち点11とACL出場権、そしてタイトルも狙える位置にいる。ベルデニック監督は無敗記録は「個人的には気にしていない」といい、「我々は常に残留争いを繰り返していたチームだということを忘れてはいけない」と気持ちを引き締めていた。

 FC東京はシュート数では大宮を上回ったが決定力を欠き、リーグ戦3連敗となった。

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2013年4月6日のニュース