×

久保の幻V弾も…京都 ガンバ相手に手応えドロー

[ 2013年3月4日 06:00 ]

<G大阪・京都>後半ロスタイム、久保(中央)は一時、勝ち越しとなるゴールを決めるも…

J2第1節 京都3-3G大阪

(3月3日 万博)
 京都は試合終了間際に追いつかれたものの、チームにとっては手応えあるドローとなった。1点ビハインドの後半36分、DF安藤のクロスに新加入の元日本代表MF山瀬が反応。「枠にいけばと思って蹴った」と振り返った右足ダイレクトの豪快な一撃で、開幕戦で早くも移籍1号を挙げた。

 さらに後半ロスタイムには、途中出場の19歳FW久保がGKとの1対1を沈め昨年6月24日の水戸戦以来、252日ぶりの得点。昨季は高校生で日本代表候補に選ばれながら不遇の時を過ごしただけに「いいスタートを切れた」と充実した表情を浮かべた。

 観戦に訪れた親会社・京セラの稲盛和夫名誉会長(81)も「残念やったなぁ」と言いながら、笑顔で万博を後にした。数多く決定機を作るなど、京都はG大阪を内容で圧倒。大木体制3年目の今年こそJ1切符をつかみ取る。

続きを表示

2013年3月4日のニュース