世界基準GKへ挑戦 権田、異種競技と合同トレ計画

[ 2012年12月26日 06:00 ]

欧州での練習を終え帰国した権田

 FC東京の日本代表GK権田修一(23)が25日、ドイツ1部シュツットガルト、セリエBベローナでの練習参加を終え、成田着の航空機で帰国。今オフにハンドボールの第一人者の宮崎大輔(31=大崎)、バレーボールVリーグのFC東京など異種競技の選手との合同トレにトライする計画を明らかにした。若き守護神の向上心はとどまるところを知らない。

 本場欧州での武者修行から帰国した権田は新たな向上心に満ちあふれていた。来年1月中旬まで続くオフはいったんサッカーから離れ、異種競技の選手との合同トレに挑戦するプランを掲げた。挑戦するのはハンドボール、バレーにバスケット。いずれも四角いコートで攻守に分かれ、両手両足を使う球技だ。GKならではの発想だった。

 「ハンドボールの宮崎大輔さんとは一緒に練習しましょう、という話をしている。FC東京にはバレーボールのチームもあるし、弟(隆人)は大学(慶大)でバスケット部に所属してますから。試合に参加するのは無理でも一緒に練習ができれば」。自身のコネクションをフル活用する斬新なアイデアが次々と飛び出した。

 実は今月初旬、宮崎とはテレビ番組で共演。宮崎が、サッカーのPKにあたる「7メートルスロー」を投げ、権田がゴールを守る「異種PK対決」を行った。そのときは3―5で敗れたが、サッカーとは違う駆け引き、技術などGKとしてプレーの幅を広げる上でも新たな発見があった。宮崎とは同じアスリートとして意気投合、合同トレ計画が浮上した。またVリーグのFC東京は都内に本拠を構え、所属のFC東京とも提携関係にあるため“飛び込み”でも練習参加しやすい環境にある。さらにはバスケットボールにも関心を示している。

 19日間に及ぶ今回の欧州滞在では岡崎、酒井高が所属するシュツットガルトとベローナの練習に参加した。「レベルの高いGKと練習ができた。トレーニング室とか設備、環境は日本の方が恵まれている。海外のたくましさを感じました」と権田。異種競技の選手との合同トレは世界基準のGKを目指す権田が自らに課した新たな挑戦だ。新シーズンを迎える来春には一回りも二回りも大きな守護神になっている。

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