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長谷部「もう少し打たないと」シュートへの意識が実った初ゴール

[ 2012年11月19日 13:11 ]

ホッフェンハイム戦の前半、先制ゴールを決めガッツポーズで喜ぶボルフスブルクの長谷部

ドイツ・ブンデスリーガ第節 ボルフスブルク3―1ホッフェンハイム

(11月18日 ホッフェンハイム)
 シーズン序盤は出場機会に恵まれなかったボルフスブルクのMF長谷部が、今季リーグ戦4試合目の出場で、待望のゴールを決めた。

 右MFで先発すると、前半7分、左サイドのオリッチからの鋭いボールを頭で合わせて、先制ゴール。「センタリングに対して入っていくというのは課題としてやっている。その中から点が取れたのは良かった」と、リーグ戦では昨年8月以来となる得点を喜んだ。

 長谷部のゴールで主導権を握ったチームは、同24分に加点。後半にも1点加えると、反撃を終盤の1点に抑えて、今季初の2連勝を飾った。

 フル出場を果たした長谷部は、「シュートの意識は少し低いなと自分で感じていた。もう少し打たないといけないと思っていた」と積極的に攻撃に絡み、前半36分にはフリーでボレーシュートを放つ場面もつくった。

 冬の移籍も噂されていたが、指揮官の交代で状況が好転。ケストナー暫定監督就任後は信頼を得て出番が続き、リーグ戦3勝1敗と好調のチームをけん引している。

 気温30度以上だったオマーンでのW杯アジア最終予選から中3日の強行軍。それでも「暑いところから戻って試合をやる方が楽」と涼しい表情だった。

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2012年11月19日のニュース