麻也ＤＦ統率７戦ぶり白星「負けたら監督の首が…」

クイーンズパーク戦の後半、競り合うサウサンプトンの吉田麻也（右）

プレミアリーグ サウサンプトン３－０ＱＰＲ

（11月17日）
　サンサンプトンの吉田麻也がセンターバックでフル出場。チームのリーグ７戦ぶり勝利に貢献し「負けられなかった。負けたら監督の首が飛んでもおかしくなかったからかなり意識していた」と、安どの表情をのぞかせた。

　日本代表として１４日のオマーン戦に出場し、チーム合流は試合前日の１６日。だが、前半７分に元フランス代表ＦＷシセとの空中戦に勝利し流れをつかむと、守備では自らが中心となって４バックを統率した。攻撃でも後半３５分の右ＣＫで味方ＦＷがヘディングで落としたボールを、胸トラップし左足でジャンピングボレー。相手ＧＫの好守に阻まれ、プレミア初得点はお預けも存在感を見せた。「勝ち点をもっともっと積み上げていかないと」。今後も厳しい戦いが予想される中、巻き返しを誓っていた。ＦＷ李忠成はベンチ外だった。