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初ゴールお預け…陽子「40点」も沢に得点感覚ほめられた

[ 2012年9月24日 08:45 ]

<INAC神戸・福岡>快勝し笑顏でハイタッチする田中陽(左端)、沢(同3人目)らINAC神戸イレブン

なでしこリーグ第11節 INAC神戸4―0福岡AN

(9月23日 広島第一)
 ヤングなでしこのエースが魅せた。INAC神戸のMF田中陽子(19)が後半24分から途中出場し、2本のシュートを記録。U―20女子W杯で6得点した実力の一端を披露した。INAC神戸はFW高瀬愛実(21)の得点ランクトップに並ぶ今季11点目などで4―0と福岡ANに圧勝し、首位をキープした。
【試合結果 順位表】

 開幕戦以来のリーグ戦出場となった田中陽は後半24分に高瀬と代わり3トップの一角に入った。同26分に川澄のクロスに飛び込み、同42分には惜しいループシュートも放った。

 U―20女子W杯で左足甲を打撲した影響で練習にフル参加したのは2日前と万全ではなかった。「出来は40点。いいパスをくれたのに結果に結びついていない」とシュート2本を決められず悔しがったが、沢からは「得点感覚も優れている。私もいいところを盗みたいし、陽子にとっても刺激になるよう頑張りたい」とエールを送られた。ルーキーが独り立ちする瞬間は間近に迫っている。

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