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麻也 ケガ回復は「五輪に支障がないように」OA枠で北京の雪辱を

[ 2012年6月16日 17:29 ]

「サムライDay、欧州Days」出版記念イベンでガッツポーズする日本代表DF吉田麻也
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 サッカー日本代表DF吉田麻也(23=VVVフェンロ)が16日、都内で行われた著書「サムライDay、欧州Days」出版記念イベントに出席した。

 ブラジルW杯アジア最終予選では8日の第2戦のヨルダン戦で右膝じん帯を損傷し、チームを離脱。「1週間が経って痛みは引いてきたし、真っ直ぐ歩けるようになった」。ロンドン五輪の男子日本代表候補として予備登録メンバーにオーバーエージ(OA)枠で選出。「個人的には6月いっぱいでプレーできればいいなと思いますし、それ以上かかっても五輪に支障がないようにしたい」と回復の見通しを語り、「参加するときは100パーセントの状態で入れるようにしたい」と意欲。

 選出については事前に関塚隆監督(51)から「守備は必要だから参加して欲しい」とラブコールを受けていたという。「19歳のときは不完全燃焼だった」と“雪辱”に燃える。2008年の北京五輪はグループリーグ2戦目で敗退が決まり、苦汁をなめた。2度目の五輪では関塚ジャパンのサポートを意識しながらも、一選手として結果を残す覚悟だ。「全力で自分を出し切って、ミスしても後悔のないプレーをすれば結果につながる」と力を込めた。

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