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震災支援に恩返し…J1仙台、バンコクで親善試合

[ 2012年2月18日 19:51 ]

タイのプロサッカーチームとの親善試合で、攻めこむJ1仙台の赤嶺

 東日本大震災で被災したサッカーJ1の仙台が18日、震災で受けた支援に恩返ししようと、バンコクでタイのプロチームと親善試合を行った。

 相手は強豪ブリラム。太田吉彰選手が後半、PKを決めて1―1としたが、PK戦の末に惜しくも敗れた。

 手倉森誠監督は試合後「負けたのは悔しいが、タイの人たちにわれわれのチームを知ってもらい良かった。ファンの方には楽しんでもらえたと思う」と話した。

 仙台市から応援に駆けつけた会社員山本一也さん(25)は「津波の時もタイ人はボランティアに来てくれたし、今日はタイのサポーターが一緒に応援してくれた。いい交流になって良かった」と語った。

 震災で、タイからは日本大使館が受け取っただけでも4億7千万バーツ(約12億1千万円)の義援金が寄せられたほか、医療チームが2度にわたって福島県の被災地などに派遣された。(共同)

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2012年2月18日のニュース