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中国、元サッカー協会幹部らに判決…八百長で懲役12年

[ 2012年2月18日 18:28 ]

 新華社電などによると、中国遼寧省鉄嶺市の中級人民法院(地裁)は18日、プロサッカーの八百長事件で収賄罪に問われた元中国サッカー協会審判員委員会主任、張建強被告に懲役12年、元同協会副会長、楊一民被告に懲役10年6月の判決を言い渡した。

 一連の八百長事件では計50人以上が起訴され、判決を言い渡された2人以外にサッカークラブ幹部ら37人も同日、執行猶予付きを含む懲役刑などの判決を受けた。元サッカー協会副会長で国家体育総局サッカー管理センター主任だった南勇被告らの公判も、3月以降に開かれる見通しという。

 判決によると、張被告は同管理センター女子部主任も務め、八百長試合などの見返りに計約273万元(約3400万円)の賄賂を受け取っていた。楊被告も同センター副主任を務め、収賄額は計約125万元だった。(共同)

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2012年2月18日のニュース