オーバーワーク防ぐ“キング調整”練習試合を回避

マスク姿で練習試合を見守るカズ（左）

　プロ２７年目に突入したＦＷカズは２日、筑波大との練習試合を回避し“オレ流”の調整に専念。真っ赤なロングコートに風邪予防のマスク姿で見守った。回避理由は負傷などではなく、あくまで調整の一環。「ここ数日は別（メニュー）にしてもらっている。それでも午前中はしっかり走ったから大丈夫だよ」と明るい表情で話した。

　とにかく多忙を極めた今オフ。昨年１２月には第二の故郷ブラジルを訪問すると現地でも練習、実戦を欠かさなかった。先月１５日には、エスポラーダ北海道の一員としてＦリーグにも初参戦。トレーニングを完全に休めたのは年末年始の２～３日のみ。“オレ流”はオーバーワークを防ぐための自己制御だ。６日から始まる宮崎キャンプには予定通り参加する。

　そんな中、今季２０周年を迎えるＪリーグの特別プロジェクトの一環として、人気アニメ劇場版「名探偵コナン」への“声優オファー”が舞い込んだ。人生初の経験にカズも刺激を受け、挑戦することを決めた。３日にも正式に発表される見込みとなり「これ、１面でいける？」とカズ。またまた周囲が騒がしくなってきた。