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契約最終年に米国初V ベッカム去就明かさず

[ 2011年11月22日 06:00 ]

カップを掲げ笑顔のベッカム

 米MLSプレーオフ決勝MLS杯が21日に行われ、MFデビッド・ベッカム(36)が所属するロサンゼルス・ギャラクシーがヒューストン・ダイナモを1―0で下し、6季ぶり3度目となる優勝を決めた。後半27分にベッカムが頭でボールをつなぐとFWキーンがFWドノバンの決勝点をアシスト。ベッカムは5年契約の最後となる公式戦を米国での初優勝で飾った。

 「5年間ギャラクシーで成功を収めたいと願い続け、今夜ついに実現した。特別な1年だった」

 試合後は太腿裏に故障を抱えながら出場していたことが発覚。ベッカムは「シャンパンやビールを少し飲んだら(痛みを)感じなくなった」と笑ったが、アリーナ監督は「デビッドはチャンピオン。勝利への意欲は信じられない」と感嘆した。

 パリSG移籍が有力視される中、ギャラクシー残留も否定しなかったベッカム。この日は「この喜びを味わいたい。来年のことはそれから」と去就に関して明言を避けた。

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2011年11月22日のニュース