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大津ドイツ流初ゴールだ!フィジカル強化の成果見せる

[ 2011年11月22日 06:00 ]

ストレッチをする大津(右)

ロンドン五輪アジア最終予選 日本―バーレーン

(11月22日 マナマ)
 大津がドイツでの成果を関塚ジャパンに注入する。U―22日本代表は22日、ロンドン五輪アジア最終予選のアウェー・バーレーン戦に臨む。21日は試合会場で公式練習を行った。20日に合流したFW大津祐樹(21=ボルシアMG)は右サイドの切り札として起用される見通し。ドイツでの経験を生かして関塚ジャパンでの初ゴールを狙う。

 大津は鋭いシュートを連発した。19日にドイツでの試合を終えて合流したばかりだが、疲労は感じさせない。「ためをつくることが持ち味だけど、プラス、ドリブルで突破して、ゴール、アシストでアピールしたい」。目指すのは関塚ジャパンでの欧州組初ゴールだ。

 不在の清武、原口の穴を埋めるため大津を招集した関塚監督も「いいコンディションで来てくれた」と好調さを認める。先発は微妙だが、右MFでの起用が確実だ。

 渡独して約4カ月。テクニックに力強さが加わった。「体重は2キロくらい増えた。特に強くなったのは体幹かな」。フィジカルを強化した効果で徐々に自分のプレーが出せるようになった。柏時代の同僚でドイツ出発時に成田空港で見送ったDF酒井宏も「強くなっていた。大津くんの合流は間違いなくプラスになる」と進化を評価した。

 協会に拘束力のない五輪予選への派遣を承諾してくれたボルシアMGへの感謝も忘れない。「関塚ジャパンでアピールすればボルシアMGへのアピールにもなる」。勝てば日本は最終予選連勝。得点すれば自身の価値を高めることにもなる。大津は結果を残してドイツに帰る覚悟だ。

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2011年11月22日のニュース