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被災3県の高校生 聖地ウェンブリーのピッチに立つ!

[ 2011年11月22日 12:41 ]

ロンドンへの出発を前に記念撮影に臨む岩手、宮城、福島の3県から選ばれた高校生ら

 サッカーの聖地と言われるロンドンのウェンブリー競技場で試合をするため、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の3県から選ばれた高校生16人が22日、成田空港から現地へ出発した。

 イングランド・サッカー協会から震災復興の支援活動として、同競技場のピッチを半日無償で貸し出すとの申し出があり実現。24日に現地の日本人チームと20分ハーフで2試合を戦うほか、交流会も開かれる。

 空港内で行われた記者会見で、キャプテンを務める福島県立小高工高3年の斎藤一樹さん(18)は「どうやっても上がれない舞台。楽しんでサッカーをしたい」と笑顔。

 監督を務める日本サッカー協会の加藤久特任コーチは「海外にも支えてくれる人がいることを実感して、地元に伝えてほしい」と期待を込めた。

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2011年11月22日のニュース