×

C大阪まさかの惨敗 清武 強行出場も実らず故障悪化

[ 2011年9月28日 06:00 ]

<全北・C大阪>後半、2点目を失い肩を落とすC大阪の清武(13)、GK金鎮鉉、茂庭(3)

ACL準々決勝第2戦 C大阪1-6全北

(9月27日 全州)
 日本勢で唯一8強入りしたC大阪が準々決勝で姿を消した。27日、アウェーでの準々決勝第2戦で全北(韓国)と対戦し、1―6で惨敗。2戦合計5―9で敗退が決まり、Jリーグ勢として09年の名古屋以来となる4強入りは果たせなかった。
【試合結果】

 右内転筋挫傷で出場が危ぶまれた日本代表MF清武弘嗣(21)は強行先発し、後半22分に交代するまで67分間プレー。交代時には足を引きずり、今後に不安を残した。

 引き分けでも準決勝進出が決まる状況でまさかの6失点惨敗。07年浦和、08年G大阪に続くJリーグ勢のアジア王者への挑戦が準々決勝で途切れるとともに、ザックジャパン&関塚ジャパンにとっては心配の種が増える最悪の結果となった。

 「大丈夫です」。試合後、気丈に語ったが、明らかにいつもの清武ではなかった。U―22日本代表の一員として出場した21日のロンドン五輪アジア最終予選マレーシア戦で右足を痛め、23日に右内転筋挫傷で全治2週間と診断されたばかり。同日のリーグ戦1試合を欠場し、この日の全北戦に右MFで強行出場したが、動きに切れはなく、シュートもゼロに終わった。ピッチ上で患部を気にするそぶりも見せ、0―4となった後半22分にベンチに退く際に右足を引きずる場面もあった。

続きを表示

2011年9月28日のニュース