鮫島 芸能プロの誘い蹴った!スポーツ系事務所と契約

[ 2011年9月28日 06:00 ]

マネジメント会社のボランチと契約を結んだフランス女子1部モンペリエの女子日本代表DF鮫島彩

 フランス女子1部モンペリエの女子日本代表DF鮫島彩(24)がマネジメント会社のボランチと契約を結ぶことが分かった。7月のW杯優勝後は取材やテレビ出演オファーが殺到しており、サッカーに集中する環境を整えるための決断。大手芸能プロダクションなどからも勧誘されたが、FW森本貴幸(23=ノバーラ)らも契約しているサッカー色の濃い事務所を選択した。

 鮫島がマネジメント契約を結ぶボランチは、森本をはじめ日本代表経験を持つMF関口(仙台)、FW巻(J2東京V)とも契約している。日本代表のホームゲーム前に国歌を斉唱する歌手の人選にかかわるなど日本協会とのパイプも太い。鮫島には大手芸能プロダクションなど複数の事務所が水面下で接触していたが、関係者は「サッカーに集中できる環境を整えるための決断だった」と選択の理由を明かした。

 ルックス抜群の鮫島は、W杯ドイツ大会MVPのMF沢、FW川澄と並ぶ人気を誇る。左サイドバックとして全試合にフル出場したW杯後は、雑誌の取材やテレビ、CM出演などのオファーが殺到した。女子サッカーの人気継続に向けて、鮫島はピッチ外の仕事にも積極的に取り組む意向を持っている。

 これまでは鮫島本人と日本協会が窓口となっていたが、対処しきれない状況となったため、マネジメント会社と契約を結ぶ運びとなった。鮫島は9月からフランス1部モンペリエに所属。8月まで在籍した米国のボストンではアマチュア契約だったが、今回は念願のプロ契約を結んだ。

 現在は10月2日のアウェー・ジュビジー戦でのデビューに向けて練習に励んでいる。ホテル暮らしが続いており、新居探しにもボランチが一役買うことになりそうだ。契約は近日中に発表される見通しで、鮫島が一時帰国する10月に正式にサインする予定だ。

 なでしこジャパン不動の左サイドバックは「ロンドン五輪に向けて、やらなければいけないことはたくさんある。対人の強さなどを学びたい」と意欲的。なでしこフィーバーで自身を取り巻く環境が激変する中、心強いパートナーを得て、ロンドン五輪での金メダル獲得に全力を注ぐ。

 ◆鮫島 彩(さめしま・あや)1987年(昭62)6月16日、栃木県出身の24歳。常盤木学園高から06年東京電力入り。福島第1原発事故によるチーム消滅を受け、今年6月からボストンに在籍。9月にモンペリエに移籍して2年契約を結んだ。08年なでしこジャパンに初選出され、北京五輪はバックアップメンバー。国際Aマッチ通算38試合2得点。利き足は右。1メートル63、55キロ。

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