“流れを変えてやろう”大野　「前半０―０はやってはいけないこと」

＜日本・タイ＞後半、軽快な動きを見せる大野

ロンドン五輪アジア最終予選 日本３―０タイ

（9月1日 中国・済南）
　なでしこＮｏ・１ドリブラーＭＦ大野が、持ち味の突破力でダメ押しのオウンゴールを演出した。前半はベンチから見ていて「（宮間）あやと“流れを変えてやろう”と話していた。縦の仕掛けが少なかった」と問題を感じていたという。

　後半２０分に高瀬に代わってピッチに登場すると積極的な突破で右サイドを制圧。同４５分にはドリブルから右足でシュート性のクロスをゴール前に送り、オウンゴールを誘発した。ただ、チームの出来に関しては「前半０―０はやってはいけないこと。ちょっと油断していたところもある。みんなで話して、締めていかないといけない」と厳しい表情だった。