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佐々木監督“ノルマ”クリア「3発勝ち点3」

[ 2011年9月2日 06:00 ]

<日本・タイ>後半、戦況を見つめる佐々木監督

ロンドン五輪アジア最終予選 日本3―0タイ

(9月1日 中国・済南)
 佐々木監督は白星発進に及第点を与えた。W杯決勝の先発から7人を入れ替えた中、前半は無得点と苦しい時間帯はあったものの「勝ち点3と3点(ゴール)を取る、と話していたので目標は成し遂げた。次にいい形で臨める」と振り返った。

 ハーフタイムに「慌てないでじっくり1点取ればいい」と指示。後半から宮間を投入することで攻撃のテンポを上げ、得失点差争いも見据えた3ゴールのノルマを確保した。「タイが以前よりも質が高く、なかなかわれわれのサッカーをやらせてもらえなかった」と漏らしながらも、11日間で5試合を戦う強行日程を強いられた中、沢や阪口ら主軸を温存した上での勝利。中盤で先発起用した上尾野辺と田中にも戦力としてめどをつけた。

 3日の次戦・韓国戦以降の選手起用に関しては「ドイツ(W杯)のメンバーを中心にコンディションがいいメンバーが合流する。十分対応できると思う」と発言。激戦が予想される残り4戦に向け、手応えを口にした。

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2011年9月2日のニュース