香川、ゴール奪えずも存在感「あきらめず戦えた」

＜日本・北朝鮮＞試合終了間際の吉田の決勝ゴールを喜ぶ、（右から）清武、香川、内田

Ｗ杯アジア３次予選 日本１―０北朝鮮

（9月2日 埼玉）
　試合後、ＦＷ香川は「最後に決まってよかった。チーム一丸で最後まであきらめずに戦えたのがよかった」とホッとした表情を浮かべた。大黒柱のＭＦ本田らを欠く、苦しいチーム事情にあって「得点しか考えてなかった」と自覚を持ってピッチに立った。北朝鮮の厳しいマークに苦しめられた。それでも、スコアレスドロー間近の後半ロスタイム、さすがの“切れ味”を発揮し再三、相手ゴールに迫った。「得点を取れなかったことは残念」と香川。その目は早くも次戦へと向いていた。

　▼長谷部　苦しい試合になるのは分かっていた。ヒヤヒヤさせてすいません。３次予選は簡単には勝たせてくれない。

　▼遠藤の話　１点取れれば、と思っていたので最後まで集中した。勝ち点３を取ることの難しさをあらためて感じたし、苦しみながら取れたのは次につながる。（ウズベキスタンは）前回苦しめられた相手。アウェーで勝って２連勝したい。

　▼内田の話　守られたらなかなか点は入らない。最初なのでチームとして勝てたのは大きい。

　▼岡崎の話　まだまだ課題はある。もっと仕掛けるとか、そういう部分で迫力が足りなかった。個人的にもチームとしても、もっとレベルアップしないといけない。