頭で勝負!“史上最長身”ハーフナーA代表初選出

[ 2011年7月29日 06:00 ]

代表初選出のハーフナー。1メートル94の長身に期待がかかる

 日本サッカー協会は28日、8月1~3日に札幌市内で行う日本代表候補合宿のメンバー23人を発表し、甲府のFWハーフナー・マイク(24)が初選出された。1メートル94はJリーグ発足以降の日本代表歴代最長身。9月に始まるW杯ブラジル大会アジア3次予選にも予備登録されており、欧州の強豪クラブも熱視線を送る。アルベルト・ザッケローニ監督(58)待望の長身ストライカーは、W杯予選で秘密兵器になりそうだ。

 日本の秘密兵器がついにベールを脱ぐ。07年U―20W杯カナダ大会で16強入りした「調子乗り世代」のハーフナーが候補合宿ながらA代表に初選出された。1メートル94は、1メートル90のFW平山相太(J2FC東京)らを上回る代表歴代最長身(Jリーグ発足以降)。ハーフナーは「まずはしっかりと自分のプレーをして印象を残したい」と所属クラブの甲府を通じて意気込みを語った。

 ザッケローニ監督にとってもまさに待望の長身FWだ。過去に指揮を執ったウディネーゼやACミランで1メートル91の元ドイツ代表FWビアホフを1トップで重用した。日本でも1トップを担うことができる長身FWを探していた。そして、昨季J2で得点王を獲得し今季もここまでJ1でランク1位の9ゴールを挙げ、国内屈指の点取り屋に成長したハーフナーに白羽の矢を立てた。

 イタリア人指揮官は何度も視察を重ねプレーをチェック。高い評価を与え、既に9月から始まるW杯アジア3次予選の予備登録も済ませている。高さがあり、フィジカルの強い中東勢との対戦ではハーフナーの高さが威力を発揮する可能性が高く、W杯予選の秘密兵器として期待がかかる。

 ハーフナーは海外からも注目を浴びている。ここに来てロシアの強豪ルビン・カザンから正式オファーが届いたほか、オイルマネーで潤沢な資金力を持つ中東のクラブが関心を示し、さらにフランス、オーストリア、スイスの強豪クラブが熱視線を送っている。

 「さまざまなことを吸収し次回も呼んでもらえるように頑張ります」。そう語ったハーフナーは、まずは3日間の短期合宿でザッケローニ監督にその真価を見せつける。

 <遠藤らは見送り>主力クラスではMF遠藤(G大阪)、FW前田(磐田)らが選出されなかった。遠藤は今月中旬、原因不明の虚脱感に襲われるなど、体調が万全でないことが考慮されたもよう。また前田ら磐田勢は8月3日に南米カップ戦王者と対戦するスルガ銀行杯(エコパ)に出場するため、参加が不可能。また右ふくらはぎ肉離れのFW興梠(鹿島)も選出を見送られた。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「久保建英」特集記事

2011年7月29日のニュース