ＡＦＣ理事会　張会長代行がＦＩＦＡ理事に　

　アジア・サッカー連盟（ＡＦＣ）は２９日、クアラルンプールで理事会を開き、国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）会長選で買収行為をしたとしてＦＩＦＡから永久活動停止処分を科されたハマム会長（カタール）に代わり、ＡＦＣ選出のＦＩＦＡ理事に張吉龍ＡＦＣ会長代行（中国）を満場一致で選んだ。

　ＡＦＣは規定により、ハマム会長がＦＩＦＡから暫定的に活動停止処分を受けた５月２９日から１年間、会長選を行えないため、張吉龍氏が引き続き会長代行職を務める。日本協会の小倉純二会長が６月１日にＦＩＦＡ理事を退任してから、日本人のＦＩＦＡ理事は不在となっている。

　また、ハマム会長が不正によって永久資格停止となったことを受け、ＡＦＣは信頼回復や再発防止のための臨時委員会設置を決めた。委員会メンバーの人選は張吉龍会長代行に一任された。（共同）