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長友 左MF起用に意欲「代表にもつながる」

[ 2011年7月10日 06:00 ]

手を振ってイタリアへ向け出発した長友

 インテル・ミラノのDF長友佑都(24)が日本代表につながる3―4―3習得を誓った。チーム合流のため9日に成田空港から出発。レオナルド監督に代わってガスペリーニ新監督が就任したことで「一からのスタート。最初からアピールできるよう全力でやりたい」と10日からの合宿で定位置奪取を誓った。

 ガスペリーニ監督は5日の就任会見で「3バックを取り入れたい」と3―4―3の導入を明言し、長友について「今やっているところ(左SB)から10メートル前にポジションを上げても問題はない」と中盤での起用を示唆していた。左MFでのプレーについて長友は「代表にもつながる。経験として生かしていければ」と意欲的で、イタリアでの経験を同じシステムを採用するザックジャパンにつなげるつもりだ。

 ピッチ外でも新たな試みに挑む。初の著書「日本男児」(ポプラ社)の作文コンクールで審査委員長を務める予定。日本男児を読んで、夢と日本の未来を作文で表現する企画だ。著書ではインテル入りまでのサクセスストーリーが描かれているが、イタリア2年目でさらなる飛躍を目指す。

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2011年7月10日のニュース