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神戸8戦勝ちなし 負傷の大久保、小川は離脱へ

[ 2011年7月10日 06:00 ]

<神戸・名古屋>前半、ダニルソン(左)に倒される大久保

J1第3節 神戸0―1名古屋

(7月9日 ホームズ)
 勝てない神戸がさらなる窮地に追い込まれた。20本のシュートは空砲に終わり、今季リーグ8度目の無得点。内容だけを見れば決して悪くなかったが、後半ミスから決勝点を許した展開に和田監督は「一発で決められた差が大きな差になっている」と厳しい表情を浮かべた。

 リーグ8戦勝ちなしという結果に加え、指揮官の表情をさらに曇らせたのは故障者が続出した状況だ。前半途中に右足首を痛めたFW大久保は0-1の後半42分までプレーしたが、試合後はテーピングで足首を固めて右足を引きずりながら競技場を後にした。「試合中にアドレナリンが出ても痛かった…次は無理かも」と顔をしかめたエースは、13日のG大阪戦(万博)出場は厳しい状況に。加えて後半8分、右足首を負傷し、担架で運ばれたFW小川も検査結果次第では長期離脱する可能性が出てきた。

 チームトップ8本のシュートを放った大久保は、痛みに耐えながら「こういうふうに決定機をつくればいつか入る。でもオレが決めればよかった」と自分を責めた。

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2011年7月10日のニュース