マンUに、ルーニーに脱帽も…内田、奇跡起こす!

[ 2011年4月28日 06:00 ]

マンチェスター・ユナイテッド戦の後半、競り合うシャルケの内田(右)

欧州CL・準決勝第1戦 シャルケ0―2マンチェスターU

(4月26日 ゲルゼンキルヘン(ドイツ))
 欧州CLは26日に1試合が行われ、日本代表DF内田篤人(23)が所属するシャルケ(ドイツ)はホームでマンチェスターU(イングランド)に0―2と完敗。日本人として初めて欧州CL準決勝の舞台に立った内田は右サイドバック(SB)でフル出場したが、相手FWルーニー(25)に1得点1アシストを許すなどなすすべなし。5月4日の第2戦は、奇跡の逆転を目指し敵地に乗り込む。

 マンUの壁は分厚かった。日本人として初めて立った欧州CL準決勝の舞台。歴史的な一戦は相手の圧倒的な攻撃力の前に完敗した。試合後、膝に手を当てたDF内田は「前半を耐えたのは良かったけど、これは後半やられるなという気がしていた。自分たちのサッカーをやらせてくれないレベルだった」と力の差を痛感していた。

 前半だけで11本、嵐のようにシュートを浴びたが何とか耐えた。前日の会見で「シャルケのために血を流す」と言い切った内田も前半36分、相手MF朴智星(パク・チソン)のシュートを体を張ってブロックした。だが、ボール支配率は35%。それが限界だった。組織的かつピッチを広く使ったマンUの攻撃に防戦一方だった。後半22分、相手FWルーニーのスルーパスに最終ラインが崩され先制点を許すと、2分後にはルーニーに決められた。

 あっという間の2失点。「あの人、1人でサッカーをやれてる。点も取るし、パスもする。ゲームも組み立てるし、凄い…」。内田はその衝撃に打ちのめされた。
 今季の欧州CLで5戦全勝だったホームで初黒星となったが、勝負は終わっていない。「日本人で初めてと言われて、出ました、終わりました、じゃ残念すぎる。長友さんは(準々決勝第1戦の)2―5からでも諦めていなかった。僕がここで諦めるわけにはいかない。一応、任されているので…」。

 準々決勝では前回王者インテル・ミラノを退け、試合後は長友から東日本大震災に苦しむ日本人の思いも背負って戦うことを託された。マンU相手に0―2からの逆転は容易ではない。それでも、内田は奇跡を信じて走り続ける。

 ▽シャルケの準々決勝インテル・ミラノ戦 6日の敵地での第1戦は5―2で逆転勝ち。内田は4点目の起点となるパスを出した。13日のホームでの第2戦は2―1で勝利。内田は守備で貢献した

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