×

本拠地復旧のメド立たず 仙台それでも再始動「逆にエネルギーをもらった」

[ 2011年3月29日 08:15 ]

 東日本大震災で被災したJ1仙台が28日、ボランティア活動で再始動した。

 クラブも大きな被害を受けている。コンクリートに多数のひびが入っている本拠地のユアスタは、市民のライフラインの復旧が最優先ということもあり、復旧のメドすら立たない状況。半倒壊したクラブハウスの修理もままならならい中、29日からリーグ再開に向けて練習を始める。

 手倉森監督は「ベガルタの息を吹き込んで元気を与えられればと思ったが、被災地の方々から逆にエネルギーをもらった。Jリーグで結果を出すことで東北を元気にしたい」。チーム名にあるベガルタの由来は仙台七夕にちなんだ織り姫星べガと彦星アルタイルの合体名。“被災地の星”になるために、仙台イレブンはピッチ内外で全力を尽くす。

続きを表示

2011年3月29日のニュース