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PV会場に被災地域の新聞掲示…観客が応援メッセージ

[ 2011年3月29日 18:34 ]

 サッカー日本代表とJリーグ選抜の慈善試合会場に隣接するキンチョウスタジアム(大阪市)のパブリックビューイング(PV)会場に29日、停電や燃料不足に苦しみながら一日も欠かさずに発行を続ける被災地域の新聞7紙が張り出された。

 7紙は東奥日報、デーリー東北、岩手日報、河北新報、福島民報、福島民友、茨城新聞。紙面の横には、被災地への思いをつづるボードを設置。会場を訪れたサポーターらが「関西も復興できた!東北も大丈夫!!」「みんなで乗り越えよう!!」などと応援メッセージを書き込んだ。

 被災しても発行を続けていることを知ってもらいたい、と大阪市などが主催。メッセージは各新聞社を経由して、避難所に届けられる。姉と応援に駆け付けた大阪市平野区の小沢美樹さん(18)は「被災地で情報を必要としている人のために届けている新聞の大事さが分かった」と話した。

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2011年3月29日のニュース