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香川が手術のため帰国「これも試練だと思って前向きに」

[ 2011年1月29日 18:15 ]

アジア・カップ準決勝の韓国戦で右足を骨折し帰国した、サッカー日本代表の香川真司

 サッカーのアジア・カップ準決勝(25日)の韓国戦で右足小指の付け根を骨折した日本代表のMF香川真司(21=ドルトムント)が29日、ドイツから帰国した。ドイツの病院で全治約3カ月と診断された香川は、車いすで成田空港の到着ロビーに現れて「これも試練だと思って、前向きにやるしかない」と気丈に話した。

 近日中に手術し、リハビリも日本で行う予定。所属するドイツ1部リーグ、ドルトムントのクロップ監督は今季絶望との見解を示したが、香川は「シーズン最後の1カ月には戻りたい。優勝する時のピッチに立てるよう、今から努力したい」と、リーグ戦が終わる5月までの復帰に意欲を示した。

 今季前半の活躍でリーグ前半戦の最優秀選手に輝いた。この時期の長期離脱に「これからの半年で人生が変わるくらいの経験ができると思っていたが、それができなくて寂しい」と率直に話した。

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2011年1月29日のニュース