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屈辱を知る男・遠藤「自由にやらせないことが大事」

[ 2011年1月29日 09:25 ]

アジア杯決勝  日本―オーストラリア

(1月29日 カタール・ドーハ)
 午後4時に始まった練習は、いつものように冒頭だけが公開された。短い時間だけでも、雰囲気のよさが伝わってくる。決勝会場のハリファ競技場で最終調整した日本選手の表情は明るかった。

 入念なストレッチの後のパス練習。盛り上げ役の長友(チェゼーナ)から笑い声が起きた。太ももの違和感で別メニュー調整した岡崎(清水)も「大丈夫」と決勝への影響はなさそうだ。内田(シャルケ)は「雰囲気はいい。よくないと決勝までは来られない」と手応えを口にした。

 高さ、強さではオーストラリアの方が上回る。2006年W杯ドイツ大会で対戦したときは、試合終盤の立て続けの3失点で逆転負けした。同大会を知るただ1人のメンバー、遠藤(G大阪)は「身長差は埋められない。自由にやらせないことが大事」と表情を引き締めた。(共同)

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2011年1月29日のニュース