どうなる…リバプール売却法廷闘争始まる

　売却問題で揺れるリバプールの法廷闘争が１２日にロンドンの高等法院で始まった。クラブが決めた米大リーグ・レッドソックスを保有するニューイングランド・スポーツ・ベンチャーズ（ＮＥＳＶ）への売却に関し、売却額３億ポンド（約３８７億円）が低いとして反対する米国人共同オーナーがクラブ取締役会の一部入れ替えを画策。クラブの債権を持つ銀行と対立している。

　一方で一度はＮＥＳＶとの競争に敗れたシンガポールの富豪ピーター・リム氏が３億２０００万ポンド（約４１３億円）で再オファー。補強費４０００万ポンド（約５２億円）も上乗せし、目が離せない状況が続いている。