１月アジア杯に向けて１２月合宿開催へ

笑顔で移動するザッケローニ監督

　日本協会の原技術委員長は８日、前日のグアテマラ戦後に日本代表のザッケローニ監督から、来年１月のアジア杯に向け１２月の合宿開催を要望されたことを明かした。これに伴い、年末に試合を残す天皇杯ベスト８チームに所属する選手を含む候補選手は、今季リーグ戦全日程が終了する１２月４日の翌日から１週間前後、強制的に休養させるプランも進めていくという。

　ザッケローニ監督はアジア杯で優勝を目指すことをすでに宣言。選手の情報収集に今後はクラブの練習も視察する予定で、２２日には強化担当者会議に出席して各クラブに協力を要請する意向。指揮官はビザ取得のためきょう９日に離日するが約１週間で再来日する予定。「主役を演じないと」と意気込むアジア杯制覇に向けイタリアの名将が着々と準備を進めている。