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清水 総力戦の夏 新加入FWも意欲満々

[ 2010年7月14日 12:13 ]

 清水が7~8月の9連戦を総力戦で乗り切る。11日の横浜との練習試合で6―2と大勝した清水は13日、フィジカルトレを行ったが、先週までと比べれば軽めの練習で、時間も約1時間20分にとどめた。長谷川監督はW杯中断期間中の調整に確かな手応えを感じており「(過酷な練習の)疲労がどこまで取れるか分からないが、そうした練習をやらなければ夏場を乗り切れないと信じてやってきた」。やるべきことをやり、後は開幕を待つばかりという口ぶりだ。

 昨年は7~8月のリーグ戦で5勝4分け。同監督就任後は07年4勝1分け、06年7勝1分け1敗と夏場には強い。しかし「同じやり方、同じメンバーでは難しい。多くの選手でやっていかないと。相手も研究してくる」とMF山本真、FW永井、大前ら状態のいい選手を挙げ、昨年までと一味違った総力戦で戦い抜くことを強調。新加入のFW伊藤もまずは17日の磐田戦へ「どの国でもダービーはある。サポーターも選手もその試合は特別なもの。自分も静岡市民になりましたからね」とJデビューへ意欲を示した。

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2010年7月14日のニュース