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采配ピシャリ!湯沢の豪快ミドルで駒大V

[ 2010年7月11日 06:00 ]

6度目の優勝を果たし喜ぶ駒大イレブン

 サッカーの全日本大学トーナメント最終日は10日、大阪市・長居陸上競技場で決勝を行い、駒大(関東)が延長戦の末、3―2で中京大(東海)を破り、6年ぶり6度目の優勝を果たした。先制を許した駒大は前半26分、金久保のPKで追い付き、後半また1―2とされたが、終了間際に大塚のゴールで再び同点とした。延長後半4分には湯沢が豪快なミドルシュートを決めて勝ち越した。駒大は天皇杯出場権を獲得した。

 駒大は秋田監督の選手起用が的中した。1点を追う後半29分に投入した大塚が終了間際に同点ゴール。同じく後半途中からピッチに入った湯沢は、延長後半に決勝点を挙げた。秋田監督は「戦う気持ちがまだあった。残り15分で追い付ければいけるんじゃないかと思っていた」と誇った。02年から3連覇したチームはJ2千葉の巻ら迫力ある攻撃陣を擁して黄金期を築いたが今年は守りのしぶとさが身上。指揮官は「きょうが終着点ではなく出発点。チャンスをシュートまで持っていけるように、速さと正確性を磨いていきたい」と、さらなる進化を誓った。

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2010年7月11日のニュース