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本田 トップ下で先発へ!長谷部と連係確認も

[ 2010年5月23日 06:00 ]

<サッカー日本代表練習>中田英寿氏のように身振り手振りを交えて長谷部に考えを伝える本田

 日本代表MF本田圭佑(23)が、24日の韓国戦でトップ下で先発する可能性が高まった。複数の関係者によるとこの日非公開で行われた紅白戦では、何人かがポジションが入れ替わる中、本田は4―2―3―1のトップ下の位置で継続してプレー。岡田監督が得点源として期待していることをあらためて裏付ける形となった。

 午前中に都内で行われた出陣式では、昨季までプレーしたオランダについての印象を求められると「オランダは攻撃陣にいい選手が多いので、それをどう抑えられるか。あとはビビらずに自分たちの良さを出すことが大事」とオランダ封じにも自信を見せていた。だが、練習後は「きょうはすみません」とだけ話して険しい表情で足早にバスに乗り込むなど、韓国戦に向けて早くもピリピリムードを漂わせた。
 全体練習後には、不動のボランチの長谷部とともに約20分間、ピッチに座り込んで連係面の確認を行った。長谷部は「あいつがどう考えてるかを聞いた。みんなで同じ方向を向いていくことが大事。プレスのかけ方とかそういう細かいところです」と説明した。周囲も本田をチームの中心と認めている。
 3月3日のバーレーン戦では初めてトップ下の位置に入って1得点。トップ下は最も本田が生きる場所。W杯壮行試合で天才レフティーが真価を発揮する。

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2010年5月23日のニュース