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韓国 W杯本番見据え日韓戦に気負いなし

[ 2010年5月23日 19:48 ]

日本戦に向けた公式練習で、許丁茂監督(右)と調整する韓国の李根鎬

 過去、意地のぶつかり合いが名勝負を生んできた日韓戦だが、今回に限っては韓国代表に特別な意識は薄いようだ。

 チームはあくまで「国外開催で初のベスト16進出」を目標に掲げるW杯本番を見据えている。許丁茂監督はここまで出番が少なかったFW李根鎬(磐田)、DF李正秀(鹿島)郭泰輝(京都)のJリーグ勢にチャンスを与える方針だ。「(日本戦は)選手のコンディションを上げる機会に使いたい」と勝負への執着は感じさせなかった。
 主力選手の意識も同じ。16日のエクアドル戦でゴールを決めた21歳のMF李青龍(ボルトン)も「普通の親善試合の一つ。けががないよう気を付けたい」と笑顔でコメント。主将のMF朴智星(マンチェスター・ユナイテッド)も「チームの強いところ、弱いところを見極めたい」と冷静だった。

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2010年5月23日のニュース