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憲剛が帰ってきたら…今度は稲本が痛い離脱

[ 2010年4月25日 06:00 ]

<川崎F・神戸>後半31分、フェースガードを着けた神戸・大久保(右)と競る川崎F・稲本

 【川崎F3―0神戸】川崎Fの日本代表MF稲本潤一(30)が24日のホーム神戸戦で左内転筋を痛め、後半35分に途中交代。試合後に診察した高木博ドクターは「肉離れの疑いがある」としており、26日に精密検査を受けることになった。

 稲本は後半32分、神戸・FW大久保に入ったボールに右足を伸ばしてカットした際に痛めた。そのプレーを起点にFW鄭大世がPKを獲得し3点目が生まれたが、稲本は左内転筋を押さえながら交代した。幸いにも肉離れは最も軽い1度の見込みで、高木ドクターは「最低1週間休んで痛みが取れてから練習できれば。日本代表にも響きません」と説明。最短で5月5日のアウェーG大阪戦での復帰を目指すことになるが、1次リーグ突破が懸かる28日のACL北京国安戦には出場できず、チームにとっては痛い離脱となった。
 今季、フランスのレンヌから移籍して以降、稲本はリーグ戦、ACL、日本代表とフル回転。高畠監督は「一番休ませたいのはイナ」と話していたが、その心配は最悪の形となって表れた。

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2010年4月25日のニュース