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W杯代表選考は大詰め段階 残りは5人程度

[ 2010年4月16日 18:18 ]

 6月11日に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に向けた日本代表23選手の選考は大詰めを迎えている。7日のセルビア戦前に「決まっているのは7割」と話していた岡田監督は16日、「もうちょっと(割合が)上がっている」と、ほぼ陣容が固まっていることをうかがわせた。

 岡田監督は、長谷部(ボルフスブルク)本田(CSKAモスクワ)松井(グルノーブル)の試合を視察するため16日に成田空港を出発した。その際、この3選手については体調に問題がない限りメンバーに入れることを初めて明かした。

 代表経験の少ない選手を多く起用したセルビア戦に0―3で完敗したことを受け、指揮官はW杯へのビジョンを明確にした。「個の力でなく、1+1を3にすることが大事」。連係を重視し、戦術を十分に理解している選手を選ぶつもりのようだ。流動的なのは残り2割、すなわち5人程度で、FW陣の森本(カターニア)平山(FC東京)興梠(鹿島)佐藤(広島)らと、DF岩政(鹿島)の動向くらいだろう。

 日本代表発表は5月10日が有力。注目される運命の日だが、サプライズはないかもしれない。

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2010年4月16日のニュース