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メッシ好調、波乗るバルサ バイエルンも好連係

[ 2010年4月16日 15:36 ]

 サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は20日から準決勝に突入する。イングランド勢が3チームを占めた昨季とは打って変わり、6季ぶりにすべて違う国のチームが勝ち残った。それぞれ国内リーグでも激しい首位争いを繰り広げ、正念場を迎えている。

 昨季覇者のバルセロナ(スペイン)はイタリア1部リーグ(セリエA)で4連覇中のインテル・ミラノとぶつかる。両チームは1次リーグでも同組で、バルセロナの1勝1分けだった。
 バルセロナは国内リーグで10日に宿敵レアル・マドリードをねじ伏せ、首位を奪還して勢いづいている。FWメッシは今大会8得点で、国内リーグとともに得点王争いのトップ。新鋭FWペドロも決定力がある。
 インテルは国内リーグでローマに首位を譲った。今大会はミリトが3得点、エトーが2得点とFW陣の迫力がいまひとつ。GKジュリオセザールも最近は安定感を欠く。
 9季ぶりの優勝を目指すバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)は初のベスト4進出を果たしたリヨン(フランス)と対戦。バイエルンはチーム最多4得点のFWオリッチが先発に定着し、ロッベン、リベリと絶妙に連係している。ただ、第1戦は守備的MFファンボメルの出場停止が痛い。リヨンはGKロリスを中心に今大会6失点の守備が堅い。FWロペスを軸にカウンター攻撃を狙う。(共同)

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2010年4月16日のニュース