新潟初勝利へ　ＦＷ陣が充実！

１５日に名古屋入りしチームに合流した大島

　１４日のナビスコ杯予選（アウェーＣ大阪戦）で今季初勝利をあげたアルビレックス新潟は１５日、名古屋市の港サッカー場で１７日のアウェー名古屋戦（第７節）に向けて休む間もなく練習を開始。この日からＦＷ大島秀夫（３０）が合流。ＦＷ陣の層が厚くなり、黒崎監督が誰を使ってリーグ戦初勝利をつかむか注目だ。

　待望の勝ち点３から一夜。Ｃ大阪戦のスタメン組は約１時間のランニングとストレッチを行いクールダウンに努めた。
　どの選手も走りながら笑顔をのぞかせるなどチームのムードも明るい。ＭＦ本間主将は「やっぱり勝ったことが大きい」と表情を崩した後、「まずはしっかり疲れを取って名古屋戦に臨みたい」。リーグ戦ではまだ勝ち星がないだけに気を引き締めていた。黒崎監督も笑顔を見せる場面が多く「アウェーが続くが、名古屋で練習ができるのでしっかり準備ができる」と名古屋戦をにらんだ準備を進めている。
　この日、Ｃ大阪戦の遠征メンバーから外れていた大島が合流。大島は「疲れもないし大丈夫」とスタンバイＯＫだ。チームの初勝利を「携帯サイトでチェックしてました。勝利の場にいられなかったけど、この流れを名古屋戦でも続けていきたい」と意欲を見せた。
　Ｃ大阪戦で指揮官は、紅白戦で１度も主力組に入らなかったミシェウを先発起用する大胆な采配で初勝利。大島が合流したことでＦＷ陣は矢野、チョ、田中、ミシェウ、ファグネルと勢ぞろいした。黒崎監督はミシェウ起用のように「また、直前に考えるよ」と笑いを誘ったが「いろいろ考えてはいる。試合は１１人しか出られないから」とリーグ戦初勝利に向けて最高の布陣で臨む構えだ。