横浜社長もスペインへ…俊輔移籍交渉大詰め

　エスパニョールの日本代表ＭＦ中村俊輔（３１）の移籍問題で、中村の代理人のロベルト佃氏とエスパニョール側が２３日、バルセロナ郊外の本拠地コルネジャ・エルプラット内で交渉を行った。

　エスパニョール側はプラネス強化部長、スポーツエリア担当顧問のデラクルス氏が出席し、交渉は約１時間半で終了。エスパニョール側は「何もない」と内容を明かさなかったが、交渉はスムーズに運んだもようで、横浜の嘉悦朗社長が２４日にスペイン入りすることになった。２５日にはエスパニョールとチーム間交渉を行う予定。エスパニョール側はすでに移籍容認の姿勢を見せており、２５日にも正式契約できる見通しだ。横浜と中村サイドは２０日の電話交渉ですでに基本合意に達している。（バルセロナ・川内イオ通信員）