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ホームで零敗…広島ACL初陣飾れず

[ 2010年2月24日 18:51 ]

広島―山東 山東に敗れ、肩を落とし引き揚げる広島イレブン

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ第1節が24日に行われ、H組の広島はホームの広島ビッグアーチで昨季中国スーパーリーグ4位の山東魯能と対戦し、0―1で敗れた。

 序盤から再三、相手最終ライン裏にボールを送り、FW佐藤を生かそうとした広島だったが不発。前半11分にはMF李忠成からパスを受けたMF高萩が右足ダイレクトでシュートもクロスバーの上。同28分には相手ディフェンスを引きつけた佐藤が絶妙のタイミングでパスを出したが、MF山岸のシュートはGKの正面を突いた。

 後半も佐藤が再三の飛び出しを見せたがゴールを奪えない広島。逆に同31分、セットプレーから先制ゴールを許してしまう。右CKを長身FWハン・ペンが頭で叩き込んで山東魯能が1点をリード。反撃を狙う広島は終盤に攻撃的な選手を投入したが、1点が遠かった。

 広島は3月10日の第2節で前年王者の浦項(韓国)と、24日の第3節では08年準Vのアデレード・ユナイテッド(オーストラリア)といずれも敵地で対戦。厳しい戦いが続く。

 ▼広島・ペトロビッチ監督 選手はよく走り、規律を持って、強い気持ちで戦ってくれた。相手にチャンスを与えなかったが、ああいった(セットプレーでの)失点は避けなければいけない。

 ▼山東・イバンコビッチ監督 初戦を勝てたことに満足している。選手全員が全力を出して、私の戦略に従って戦ってくれた。とても誇りに思っている。

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2010年2月24日のニュース