エジプト執念のゴール！プレーオフに持ち込む

　サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会のアフリカ最終予選は１４日、各地で最終戦を行い、Ｃ組で２位・エジプトがホームで首位アルジェリアを２－０で下した。これで両チームは４勝１敗１分の勝ち点１３、９得点４失点と全く同じ成績となったため、プレーオフを行い、勝った方がＷ杯本大会出場となる。

　この対戦は、１２日にアルジェリアがカイロ入りした際、移動バスが投石を受け選手にケガ人が出る事件が発生するなど、試合前から緊迫した雰囲気が漂っていた。２点差以上で勝たなければＷ杯出場の望みが断たれるエジプトは、前半２分に先制。そのまま試合は動かず、万事休したと思われた後半ロスタイム５分に値千金の２点目を決めた。プレーオフは１８日、スーダンで行われる。