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熱弁84歳クラマー氏…“教え子たち”の死去には涙

[ 2009年9月26日 00:06 ]

 「日本サッカーの父」と呼ばれる旧西ドイツ出身のデットマール・クラマー氏が25日、福岡県宗像市で若い世代を教える指導者を前に講演し「最も学習能力が高いのは12歳以下。この年代の指導が最も重要」と説いた。

 今回は福岡県のクラブチームの招きで来日。84歳と思えない熱い語り口で自らが母国で育てた、かつての名選手を引き合いに出し、2時間以上も語り続けた。「90カ国以上訪ねたが、日本が一番好き」とクラマー氏。最近は日本で指導した教え子のうち数人が亡くなったことに触れ「感情が高まり、涙が出る」と声を詰まらせる場面もあった。

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2009年9月26日のニュース