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いきなりフィンケ色!ピッチの公用語は英語

[ 2009年1月13日 06:00 ]

必勝祈願を終え、神社を後にするフィンケ新監督(中央)ら浦和スタッフ

 浦和が12日、さいたま市内のグラウンドでJクラブで最も早く始動し、フォルカー・フィンケ新監督(60)がいきなり独自色を出した。ピッチ上のコミュニケーションは基本的に英語で行う方針を打ち出し、ウオーミングアップではチームに一体感を与えるために選手にしっかりと2列に整列するように厳命。「質の高い練習をするためには細かいデータが必要」と、この日からの3日間でチームを3組に分けて体力測定を行い、各選手の状態をデータで徹底管理することも明言した。

 初日のメニューはショートダッシュや8対8のゲーム形式など約1時間半。DF坪井が「しっかりとした練習をする印象」と言えば、MF梅崎は「全員でそろってアップするのはプロでは経験がないので、少し恥ずかしかった」と苦笑いを浮かべた。指揮官は主将の決定を、選手に委ねるプランも披露した。練習前にはさいたま市内の神社で必勝を祈願。今後はバスケットボールなど他競技も練習に取り入れる予定で、7位からの巻き返しに向けて多彩なアイデアを出していく。

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2009年1月13日のニュース