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「主将ベッカム」政治的理由で実現?

[ 2008年6月3日 06:00 ]

<イングランドVSトリニダード・トバゴ>2年ぶりに主将を務めたイングランド代表のベッカム

 親善試合が1日に各地で行われ、イングランドはトリニダード・トバゴに3―0で快勝。MFベッカムが06年W杯以来2年ぶりに主将を務めて勝利に貢献した。7日開幕の欧州選手権に出場するオランダは2―0でウェールズに快勝。連覇を狙うギリシャは0―0でアルメニアと引き分けた。

 主将としてイングランドを勝利に導いたベッカムは「心から光栄。楽しんでプレーできた」と満足そう。ゴールには絡まなかったが、得意のクロスで観衆を沸かせた。今回の主将指名は18年W杯開催を狙うイングランド協会が、トリニダード・トバゴのワーナー北中米カリブ海協会会長の要請を受けたためとも報じられた。カペッロ監督は「政治的な意味はない」と否定したが、出場は“顔見せ”にふさわしく前半だけ。ワーナー会長はベッカムと写真撮影し「彼はイングランドの親善大使になれる存在だよ」と満足げだった。

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2008年6月3日のニュース